終了レポート 第2回牛島海岸清掃活動を終えました。

香川県丸亀市、牛島にて海岸清掃を行いました。
本イベントは日本財団・瀬戸内オーシャンズXの「瀬戸内海洋ごみ削減行動促進 支援基金」第三期助成金の一環として、丸亀ICTクラブが行う3つの活動のうちのひとつです。

瀬戸内海洋ごみ削減行動
第2回 牛島海岸清掃

エネルギー溢れる、香川県内の子どもたちが瀬戸内の海を守るために

2024年3月23日(土)
締め切り前に申込みを打ち切るほど、予想以上に多くの申し込みがあった今回の活動には、
香川県内の小中高生と保護者、スタッフの合計41名が参加。
活動に前向きな子どもたちがたくさんいることにエネルギーを感じました。

春休みということもあり、小学生の参加も多かったですが、中高生の皆さんがしっかり気にかけてくださり、
頼もしい一面も見れました!本当にありがとうございました。
当日は生憎の雨で、急な予定変更もありましたが、雨は雨なりに参加者の絆も深まったのではないでしょうか?

世界共通のICC(※)に基づいた、一歩進んだごみ拾い

ただのごみ拾いではなく、世界共通のICCに基づいて、どんなごみがどれだけ流れ着いているのか、
調査をしながらのクリーン活動を実施しました。

漁業関連のごみも見受けられましたが、やはり一番多いのは私たちの身近にある生活ごみ。
調査をしながらのごみ拾いということもあり、参加者も日頃からのごみ分別や、ポイ捨てについての考え方など、
自然と“自分たちにできることは何か?”といった意見がたくさん出てきました。

※ICC=International Coastal Cleanup=国際海岸クリーンアップ

かがわ海ごみリーダーによる海ごみ講座

清掃活動の後は、島唯一の小さな集会所にて、かがわ海ごみリーダーによる海ごみ講座。
雨で冷え切って疲れていた状態でしたが、衝撃と胸が痛くなるような海の現状に、参加者たちは真剣に聞き入っていました。

海のごみが海の生き物を越える日が来ないように、
私たちのごみによって生き物の命が奪われることが無くなるように、
全員の心に響いた講座でした。

参加者の声

  • 本当はこのようなゴミ拾いはするべきではない。何故なら海岸にごみを拾う必要もない(ごみが一つもない)世界が来てほしいから!

    大手前高松高校2年

  • 海岸清掃をしてみて生活用品が多かったので海を綺麗にするためには一人一人が気をつけることが海を綺麗にすることへの最大の近道なんだと思いました。

    香川中央高校2年

  • 実際に目で見て海洋ごみがどれだけの量あるかを知れた。

    坂出工業高校3年

  • ゴミを抑制することは自分や魚たちの将来を安定させるために大切だと思った。

    丸亀高校1年

このイベントは日本財団・瀬戸内オーシャンズXの助成を受けて実施しています。

主催:一般社団法人 丸亀ICTクラブ

後援:丸亀市、丸亀市教育委員会、高松市教育委員会

協力:稲伸ゼミナール(教育科学研究社)、株式会社 想隆社、一般社団法人 かがわガイド協会