香川県丸亀市、牛島にて第5回目となる海岸清掃を行いました。
本イベントは日本財団・瀬戸内オーシャンズXの「瀬戸内海洋ごみ削減行動促進 支援基金」第五期助成金の一環として、丸亀ICTクラブが行う活動です。

ICTで瀬戸内海を守ろう!
第5回 牛島海岸清掃
瀬戸内のきれいな海を守るために・・・
2025年2月16日(日)
第5回目となる丸亀ICTクラブの牛島海岸清掃活動は、香川県内の中高生とSTAFF合わせて40名が参加しました。
今回も締切前に定員に達した清掃活動。環境問題に関する活動に意欲的な学生が多いことに嬉しく思いました。
拾ったごみについて考える
私達の活動は、ただごみを拾う清掃ボランティア活動ではありません。世界共通のICC(※)に基づいて、どんなごみが、どれだけ流れ着いているのかを調べながらのごみ拾いです。
いつまでもごみを拾っているだけではキリがありません。
流れ着いたごみのことを知ることで、なぜごみとして流れ着くのか?どうすればそれを阻止できるのか?を考える。
これが私たちのごみ拾いです。
最後は、グループごとの調査結果と気付きや感想をみんなで共有し、ごみ問題に関して自分事として考えるきっかけになったのではないでしょうか。
※ICC=International Coastal Cleanup=国際海岸クリーンアップ
かがわ海ごみリーダーによる海ごみ講座
調査をしながらのごみ拾いの後に、かがわ海ごみリーダーのおふたりによる海ごみ講座。潮の流れにのって、遥か遠い国へ辿り着くごみ、
ごみによって苦しむ動物たち、膝までごみが溜まっている香川県のとある場所。
参加者の真剣な表情を見ると、ごみ問題の危機感が伝わっていたように思います。
調査なしの本気のごみ拾い!
お昼休憩を挟んだあとは、場所を移動して本気のごみ拾い!この日は、数日前に島の方が掃除をされたこともあり、比較的きれいに見えた海岸でしたが、
いざ清掃を始めると至る所から出てくるごみ。
一見きれいに見えても、草を搔き分けると、そこには細かくなった大量のプラスチックごみがありました。
「ぎええ~~~!」と大量のごみを目の当たりにした参加者の悲鳴。
この日、最終的に約100㎏ものごみを回収しました。
海ごみについて、実際に経験したことで、参加者の意識も変われば嬉しいです。
参加者の声
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海ゴミを実際に集めるという経験を通して、今まではぼんやりしていた海に関する環境問題がよりはっきりしたものになり、使命感に駆られたのでそこが良かった点です。
観音寺第一高校
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皆で協力してゴミを集めることは仲を深める事にも繋がり、更に多くのゴミを集める事も出来るのだと思いました。とても楽しく、いい思い出になりました。
多度津高校
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皆さんとてもフレンドリーに話しかけてもらえて嬉しかったです。力仕事は得意なのでまた参加出来れば嬉しいです。もうちょっとやりたかったです!
丸亀市立東中学校
このイベントは日本財団・瀬戸内オーシャンズXの助成を受けて実施しています。
主催:一般社団法人 丸亀ICTクラブ
後援:丸亀市、丸亀市教育委員会、高松市教育委員会、四国情報通信懇談会、電子情報通信学会、香川県教育委員会
協力:稲伸ゼミナール(教育科学研究社)、株式会社 想隆社、一般社団法人 かがわガイド協会