香川大学幸町キャンパスの施設にて、プログラミングワークショップを行いました。
本イベントは日本財団・瀬戸内オーシャンズXの「瀬戸内海洋ごみ削減行動促進 支援基金」第三期助成金の一環として、
丸亀ICTクラブが行う3つの活動のうちのひとつです。
瀬戸内海洋ごみ削減行動
第3回 プログラミングワークショップ
ICTの力でごみ問題を解決
2024年8月9日(金)
今回も定員いっぱいの申し込みがあったプログラミングワークショップには、
香川県内の小中高生と保護者、スタッフの合計25名が参加。
前回に引き続き、香川大学情報化推進統合拠点のご協力もあり、非常に素晴らしい施設・設備での開催となりました。
普段は入ることのできない大学施設でのワークショップは、参加者にとって新鮮な経験だったかと思います。
ごみ問題解決のはじめの一歩
7月の牛島での清掃活動で、私たちはたくさんのごみを回収しました。私たちの身近な生活ごみから、漁業関連のごみまで、海には何万トンものごみが漂っています。
この大量のごみの分別を、人の手だけでやっていくには限りがあります。
いつか近い未来に、ごみ分別ロボットを完成させるために!?
今回のワークショップでは、はじめの一歩として、ごみを分類するAIをつくってみました。
未来の発明家を目指して
今回のメインは、クラウドでAIの頭脳であるモデルをつくること。カメラで様々な角度からごみを撮影し、形を学習させます。頭脳の精度が良いほど、ごみの認識率は上がります。
私たちは、“ペットボトル”と聞けば、どんな形で何に使うものかがわかると思います。
でも、今日1から作るAIは、ペットボトルが、どんなものでどんな色でどんな形なのか知りません。
人間と同じで、AIにも、最初はとてもシンプルに、丁寧に学習させることが重要です。
参加者たちは色々と工夫をしながら、取り組んでいました。
なぜそうなるのかの理由を、柔軟な発想で、様々な視点から考えることが大切ですね。
今回の参加者の中から、未来の分別ロボットを生み出す子が出てくるのではないでしょうか?
参加者の声
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人の頭で分別できることをAIでやろうとするととても大変で難しいことなんだと思った。
綾歌中学校2年
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AIワークショップと聞いて、難しく、固いイメージを持っていましたが、とても楽しく学ぶことが出来ました。
高松商業高等学校1年
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どうやったらAIが正確に読み込めるのか考えるのは、おもしろくて楽しかったです。
英明高等学校1年
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学校では学ばないようなICTの使い方や、自分でAIをつくるという体験が出来て良かった。
紫雲中学校3年
このイベントは日本財団・瀬戸内オーシャンズXの助成を受けて実施しています。
主催:一般社団法人 丸亀ICTクラブ
共催:香川大学情報化推進統合拠点
後援:丸亀市、丸亀市教育委員会、高松市教育委員会、四国情報通信懇談会、電子情報通信学会
協力:稲伸ゼミナール(教育科学研究社)、株式会社 想隆社