香川県丸亀市、牛島にて海岸清掃を行いました。
本イベントは日本財団・瀬戸内オーシャンズXの「瀬戸内海洋ごみ削減行動促進 支援基金」第三期助成金の一環として、丸亀ICTクラブが行う3つの活動のうちのひとつです。
瀬戸内海洋ごみ削減行動
第3回 牛島海岸清掃
瀬戸内の海を守るため、香川県の子どもたちが一致団結
2024年7月27日(土)
締め切り前に申込みを打ち切るほど、予想以上に多くの申し込みがあった今回の活動には、
香川県内の小中高生と保護者、スタッフの合計46名が参加しました。
第1回、第2回目とは違い、高校生の参加の多かった第3回目。
学校での探求の授業の課題活動として参加している高校生も多くみられました。
待ちにまった夏休みに入ってすぐの土曜日の開催です。
天候に恵まれましたが、じりじりと太陽が迫る猛暑のなか、体調に気を付けながらスタートしました!
世界共通のICC(※)に基づいた、一歩進んだごみ拾い
私たちのごみ拾いは、ただのごみ拾いではありません。流れ着くごみを世界共通のICCに基づいて種類や数を調査し、その結果から改善策に繋げるごみ拾いです。
風が強い日があったからか、季節的に海へ行く人が多いからなのか、今回はとてもたくさんのごみが漂着していました。
その多くが、私たちの生活ごみです。
調査をしながら、考えながらのごみ拾いに、参加者たちも様々な意見や考えが出てきました。
※ICC=International Coastal Cleanup=国際海岸クリーンアップ
かがわ海ごみリーダーによる海ごみ講座
ごみ拾いの調査をチームごとに発表し合ったあとは、木陰に移動して、かがわ海ごみリーダーによる海ごみ講座。
私たちのごみによって失われる命もある。
香川県には実は、膝まで海ごみが溜まっている場所もある。
かがわ海ごみリーダーからの衝撃的なお話しに、
皆さん、暑い中、汗を流しながらも真剣に聞き入っていました。
灼熱のごみ拾いから無事に帰還
お昼休憩をはさんだ後、今度は調査無しのひたすらごみ拾い。暑い中での清掃活動のため、とても短い時間でしたが、ごみだらけの海岸はすっかりきれいに!
参加者の本気が溢れ出すごみ拾いでした。
事前にお願いしていたこともあり、
皆さんそれぞれにしっかり熱中症対策をしてきて下さり、
誰ひとり体調が悪くなることなく、無事に終えることができました。
皆さん、ご協力ありがとうございました!
他校、他学年との交流もあり、夏休み早々に素敵な思い出が出来たのではないでしょうか?
参加者の声
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初めての海ゴミ拾いのボランティアでしたが、初めて会った人とたくさんお話しできたのがすごく楽しかったです。また、海ゴミの現状を自分の目で確かめることができ、 今後もゴミ拾い活動をしたいと思いました。
高松商業高校 1年
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実際にゴミを拾い、清掃をすることの大切さを感じることができました。
藤井高校 2年
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暑かったけれどゴミをたくさん拾って砂浜を少しでも綺麗にできたので良かったです
飯山高校 3年
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思ったよりゴミ拾いが楽しく、参加できて良かったなと思いました。他校の学生との交流は凄く新鮮でした。
高松北高校 2年
このイベントは日本財団・瀬戸内オーシャンズXの助成を受けて実施しています。
主催:一般社団法人 丸亀ICTクラブ
後援:丸亀市、丸亀市教育委員会、高松市教育委員会、四国情報通信懇談会、電子情報通信学会
協力:稲伸ゼミナール(教育科学研究社)、株式会社 想隆社、一般社団法人 かがわガイド協会